はじめに
こんにちは。柿井です。
この記事では「藤岡換太郎(監修)『世界でいちばん素敵な海の教室』」という書籍を読んだ感想を記載します。
こんな人におすすめ
- 海や自然が好きな人
- 海や自然の写真が好きな人
- 海に関するトリビアを知りたい人
手に取ったきっかけ
「樺沢紫苑(著)『学び効率が最大化するインプット大全』」という書籍を読んだ際、以下の一文が大変参考になりました。
内容の薄い三振本を読むよりも、本当に自分にとって必要で、「気づき」や「TO DO(すべきこと)」をたくさん得られる”ホームラン本“を1冊しっかりと読み込んだほうが自己成長が大きいのです(P.20)
この1年ダイビングにハマっている私は、”海に関するホームラン本”を手に入れたいと思い書店へ足を運んだところ、本書を見つけました。
海に関する知識を分りやすく紹介しているのはもちろん、挿絵のように用いられている写真の数々がとても綺麗で、一目ぼれして購入しました!
文章苦手な自分でも楽しく読めそう!(笑)
藤岡換太郎氏について
上記URLに、藤岡氏の経歴が紹介されておりました(以下、一部抜粋/編集)。
1946年京都市生まれ。
東京大学理学系大学院修士過程地質学専攻修了。海洋科学技術センター深海研究部主任研究員。専門は地質学。
著書に「深海底の科学」(NHKブックス)、「伊豆弧の衝突」(有隣堂)、「深海のパイロット」(光文社)、「海の科学のわかる本」(成山堂)、「山はどうしてできるのか」(講談社ブルーバックス)などがある。
柿井的ヒットポイント
本書の形式に沿ってQA方式で紹介しますので、皆さんも一緒に考えながら読んで頂けると嬉しいです!
※読みやすくご覧いただくため、本書より一部抜粋/編集しております。ご了承ください。
太陽光は、光の波長の違いでさまざまな色の光が混ざり合っています。
波長は短いほうから、紫、藍、青、緑、黄、橙、赤に見えますが、太陽光が海の中に入ると波長の長い赤は吸収され、青っぽく見えるとの事です。
ダイビングのOWDライセンス講習で習った覚えがあります
世界で6番目の広さを誇ります。
また日本は「南北に長くいくつもの気候帯を通る海流」「バラエティ豊かな海底地形」「寒流と暖流が周囲にある」といった環境によって、全世界の生物種の14.6%が日本の海に生息しているとの事です。
血液中に「不凍性たんぱく質」を持っているからです。
近年では、冷凍食品製造時にも応用されているとの事です。
子供ながらに思っていた疑問がここで解決するとは……(笑)
不凍性たんぱく質については、以下のサイトでも勉強させて頂きました。
- 「波力発電」:寄せては返す波の力でタービンを回す
- 「潮流発電」:潮の流れでタービンを回す
- 「潮汐発電」:干潮と満潮の時の海面の高さの差を利用する
- 「海洋温度差発電」:太陽で温まった海の表面水と冷たい深海水の温度差を利用する
実用化されれば、令和の産業革命のきっかけになるかも……?
おわりに
海の知識について分りやすく癒されながら学べた1冊でした!
素敵な写真が数多く掲載されているので、写真集としても楽しめます!
また、「世界でいちばん素敵な〇〇シリーズ」の書籍が三才ブックスから複数出版されているので、そちらも読んでみたいと思います!
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