ARIAベネチアツアー2024の思い出(4日目:さとじゅん散歩、ダニエリ朝食ビュッフェ、パスタ屋さん、ボーヴォロ館、フェニーチェ劇場、地元レストランなど)

はじめに

皆さんこんにちは、柿井です。

この記事では、2024年2月18日~24日にかけて開催された「ARIAベネチアツアー2024」について、さとじゅん散歩・ダニエリ朝食ビュッフェ・パスタ屋さん・ボーヴォロ館・フェニーチェ劇場・地元レストランを訪問した際の体験談などを記載します!

「ARIAベネチアツアー2024の概要」「ツアーへの申込、出国までの準備」「1~3日目の体験談」も上記記事にて記載しています! ぜひご覧頂ければ嬉しいです!

4日目のはじまり:早朝のさとじゅん散歩

3日目のダニエリディナーでお腹も心も満たされた後は、フカフカのベッドで夢の世界へ旅立ち……(*´ω`*)

……してわずか4時間後、ゾンビのような呻き声を発しながらベッドから這いずり出ました……(苦笑)

というのも「オプショナルツアー:早朝のさとじゅん散歩」に参加するため起床したのですが「AM6:00前にサンマルコ広場へ集合」と、中々にタフなスケジュールだったのです……!

5℃を下回るほど冷え切ったサンマルコ広場から、ツアー4日目のスタートです(◎_◎;)!!笑

サンマルコ広場に到着すると、ツアー2日目にも見た「サンマルコ時計台」がライトアップによって綺麗に輝いていました!

その間に、約50名の参加者の皆さんが集合されました。そこから3つの班に分かれて班ごとに散歩をスタートしていきました。

私の班を引率していただいたのは「さとうやすのさん」と「現地ガイドさん」のお二人でした!

引率中は、さとうやすのさんによるアニメ制作時のエピソードなどを交えながら、聖地各所を巡礼散歩しました(*’▽’)

大鐘楼やドゥカーレ宮殿を見ながらサンマルコ広場を出発した一行は「パリャ橋」に赴き、当時の罪人が牢獄への移送時に通行した「ため息橋」を眺めました。

多くの観光客で賑わう昼間とは異なり、不気味な静けさが漂っているように感じました……

右手側の建物が牢獄ですが、壁面のシミやヒビ割れた箇所も不気味さを増長させているようでした(; ・`д・´)

普段は観光客が往来する大運河沿いの通りも「本当に同じ場所なのか……?」と疑ってしまうほど、散歩する我々以外にはほぼ誰も居ませんでした(;゚Д゚)

そのような中で「ホテルダニエリ」の1Fロビーの明りを見つけた時は、砂漠でオアシスを見つけたような安堵感で包まれました……(*´Д`)

この時、さとうやすのさんから「藍華ちゃんの自室はどこでしょうか?」とのクイズが出題されました。

参加者に配布された「聖地巡礼ガイドマップ」にも答えが載っていましたが「一泊200万円近くもする最上級ロイヤルスイート」とのこと!!

こちらは宝くじでも当てないと巡礼できそうにないですね……(ノД`)・゜・。笑

サンマルコ寺院の裏手を流れる「パラッツォ川沿いの一角」から撮影。

AM7時前にもかかわらず、モーターボートで仕事中だと思われる方々を見かけました。早朝からベネチアの街を支えている姿に、深く感謝しました。

散歩の道中、先ほどまで眺めていた「ため息橋の裏側」から撮影できました。水面に街灯が揺らめていて幻想的です……(*’ω’*)

この辺りは「ARIA The NATURAL第19話Bパート:その乙女心ってば…」にて、おニューの髪型となった藍華ちゃんが「ヘアピンが悪いのっ!」とのセリフを発した場所が近いそうです。

さらに歩みを進めて「リアルト橋」へ到着!

ツアー2日目の「ナイトゴンドラクルーズ」では夜景を楽しみましたが、橋上から夜明け前の大運河一帯を一望できたこちらの景色も、とても印象深く残りました(#^^#)

また、リアルト橋では「佐藤順一監督」にお出迎えいただきました。様々なお話を伺えたこともあり、さとじゅん散歩に参加できた喜びを皆さんとあらためて分かち合えた感動でいっぱいでした!

なお、佐藤順一監督はAM3時頃に出立準備をされていたとのこと! おかげさまで貴重な経験をさせていただきましたが、お体ご自愛下さいね……;つД`)

リアルト橋から対岸に渡ると「サン・ジャコモ・ディ・リアルト教会」の姿が見えました!

思わず目に飛び込んでくるほどに大きな時計と、画角によってリアルト橋も一緒に収まるロケーションの良さもあってか、原作やアニメで度々描かれていたのを記憶しています( *´艸`)

佐藤順一監督・さとうやすのさんの「ヴェネツィア待っててね!」では「ARIA The BENEDIZIONE」のOP協会近くの市場を描いたシーンで「『あまんちゅ!』のキャラ『ぴかり&こころちゃん』が登場している」とお話していました。

「あまんちゅ!」は、ARIAと同じく「天野こずえ先生」の作品で、アニメ制作時には佐藤順一監督とともに、キャラクターデザインを「伊藤葉子先生」が担当されました。

「『ぴかり&こころちゃん』を登場させたのは、伊藤葉子先生のアイディア」であったことを知った時は、その粋な演出に心から拍手喝采を送りました(/・ω・)/!笑

「ARIA The BENEDIZIONE」では、ぴかり&こころちゃんの他にも「あまんちゅ!」のキャラクターが各シーンに登場しています!

作品の垣根を越えてキャラクターが登場するのは、世界観が繋がっているように感じられて個人的にはとても大好きな演出です(*´▽`*)

件の市場は、リアルト教会から徒歩2分ほどの距離にありました。

上記の写真撮影時は準備中でしたが、別日に通りがかった際は海鮮や野菜類を多く取り揃えたお店が立ち並び、活気に溢れた様子を見ることができました!

続いて向かったのが「Palazzo Contarini del Bovolo:コンタリーニ・デル・ボーヴォロ館(宮殿)」です!

10年前の旅行で訪れた時もそうでしたが、ボーヴォロ館に通じる小道が個人的にはとても見つけにくく、参加者の皆さんと来なければ目印の看板ですら分からなかったかもです……(/ω\)笑

なお、営業時間外だったため建物内部を観覧できなかったことや、ゴールへの到着予定時間が迫っていたこともあり、散歩終了後にあらためて巡礼することにしました!

劇場版「ARIA The CREPUSCOLO」のラストで登場する「フェニーチェ劇場」の正面入口を撮影!

作品内で描かれた「豪華絢爛なフェニーチェ劇場の舞台上で並び謳う『アテナさん&アリスちゃん』のシーン」に感動した私にとって、こちらもぜひ訪れたかった聖地の一つです(`・ω・´)!

こちらもボーヴォロ館と同様、散歩終了後にあらためて巡礼しようと決めました!

迷路のように細く入り組んだ路地を抜けて「アカデミア橋」にやってきました!

ベネチアで有名なリアルト橋に続き「大運河に架かった2番目の橋」で、島内の各スポットを徒歩で巡る際にはよく利用すると思われます。

アカデミア橋近くには「ARIA the Navigation60:課外授業」にて「『アリシアさん&アリア社長&アリスちゃん』がお茶会をしているお店」があるようですが、残念ながら発見できませんでした……(´・ω・`)

早朝のため、営業時間外で見つけられなかったかもです……

ピンチヒッターのアリア社長とともに、足跡だけは残せたのでヨシとしました(笑)

アカデミア橋を渡って数分歩くと、ゴールの「Basilica Santa Maria della Salute:サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂(教会)」に到着です!

外観の補修工事が行われていましたが、ある意味では貴重な姿を間近で拝観できて良かったです( *´艸`)

サルーテ聖堂前の広場にて、さとじゅん散歩に参加した皆さんと記念撮影! 修学旅行のような気分で各スポットを巡礼でき、とても楽しかったです!

余談ですが、ツアーから帰国後の約1ヵ月半後に「TBS:マツコの知らない世界」の聖地巡礼回が放映された際、ARIAとともにこちらの写真が紹介されていました!

まさかのTBSデビューにビックリすると同時に、迷子対策で着用した柿色帽子のおかげで一目で自分と分かる写真にうれしさを覚えました……(/ω\)笑

記念撮影後は現地解散となりましたが、その瞬間に膝から崩れ落ちそうなほどの疲労感が全身を襲いました……

それもそのはず、時刻を確認するとスタートから2時間以上が経過していたのですΣ(・ω・ノ)ノ!

散歩開始前は「サンマルコ広場周辺を1時間ほど散策する感じなのかな?」と考えていましたが、終わってみれば想定の倍以上もベネチア本島内を練り歩いていました……(笑)

ホテルダニエリの朝食会場が閉まる時刻が近づいていたため、急ぎ足で戻ろうとすると「ヴァポレット」と「トラゲット」が停留していました!

どちらかを使って対岸に渡ろうとも思いましたが「もし行先を間違えたら色んな意味でゲームオーバーだな(;´Д`)」と疑心暗鬼になってしまい……

「やはり船に乗るべきだった( ;∀;)」と後悔しながら、自らの脚でなんとか帰還しました(苦笑)

さとうやすのさん達の先導がなければ、本当の意味で迷える子羊になっていたかもです……;つД`)笑

ホテルダニエリ:朝食ビュッフェ

自室に戻り身支度を整え、ミシミシと唸る膝とグーグーと鳴るお腹を宥めながら、朝食会場を目指します!

ツアー3日目のディナー会場と同じ場所でしたが、会場に通じる廊下のステンドグラスがキラキラと輝いていて綺麗でした!

ディナー時にも同じ廊下を通ったはずですが、緊張のあまり見落としていたようです(笑)

ディナーに引き続き、社長’sにもご同席いただきました!

メニュー表も相変わらず読めませんでしたが、朝食はビュッフェスタイルということもあり、実物を見て確認する力技で乗り切りました(; ・`д・´)!笑

ダニエリ好きのフォロワーさんがイチオシしていた、名物の「巣蜜」を発見!!

蜂の巣を丸ごといただくのは初体験でしたが、ハチミツの数倍はあろう濃密でネットリとした甘味に疲れが吹き飛びました……(´▽`*)

画像を見ているだけで、思い出しヨダレが止まりません……(笑)

ツアー中にいくつかのクロワッサンをいただきましたが、ダニエリのそれは「フワッと&サクッと&モチっと感」が頭一つ抜けていました……!

ジャム代わりに巣蜜を付けると、クロワッサンの上品なバターの風味が一層際立ち、いくらでも食べられそうなほどピッタリな組み合わせでした(*´Д`)

しっとりとした舌触りに程良い塩気の生ハムも、おかわりしてしまうほど美味しかったです!

格子切りのトマトwithアボカドペーストをラスクのような一品に乗せていただくと、ザクザクとした食感とフレッシュさを交互に味わえました(#^^#)

全粒粉トーストの素朴な味わいは、しっかりと味付けされたスクランブルエッグと良く合いました!

添え物に焼きトマトをチョイスしたことで、見た目の鮮やかさと栄養バランスをしっかり両立できました(/・ω・)/!

さとじゅん散歩でお腹ペコちゃんとなり、食欲の赴くまま盛りつけていくと少々取りすぎた感が否めないよう気がしましたが、社長を言い訳に罪悪感から目を背けました。許してください……(/ω\)笑

ビュッフェを堪能していたところ、同じ会場に居られたダニエリ好きのフォロワーさんから「名物のオムレツもぜひ食べてみてください!」と教えてもらい、マッシュルーム入りのオムレツをオーダーしました!

ナイフがスッと通るほど絶妙な焼き上がりのオムレツと、芳醇な香りと旨味たっぷりなエキスを放つマッシュルームの相性が、たまらなく最高でした……( *´艸`)

「翌朝にもう一度ダニエリビュッフェが食べられる!」と想像しては笑顔が止まらなくなったほど、どの一品もクオリティが素晴らしかったです!

席の案内や食後のドリンクを勧めていただいたウェイターさんのホスピタリティも素晴らしく、朝から最高の一時を満喫できました(*‘ω‘ *)

同席した社長’sのことをウェイターさんに尋ねられたので「この黒猫はダニエリの社長なんです!」と熱弁したところ、あやうくヒメ社長をお持ち帰りされるところでした(;^ω^)笑

ダニエリに再訪できた時は、布教用にグッズ持っていきますね!

パスタ屋さん:Pastificio Giacomo Rizzo

朝食後は自室に戻り、相部屋のフォロワーさんと聖地巡礼を行う予定でしたが「早起きによる睡眠不足・散歩の疲れ・満腹感の三重奏」によって、ベッドから身体を起こすことができませんでした……

相部屋のフォロワーさんにその旨を伝えると「巡礼は午後にしましょう! それまでゆっくり休んでください!」とのお言葉をいただきました。でっかい優しさに感謝しかありませんでした……(´;ω;`)

お言葉に甘えて1時間ほどベッドに横たわっていると、満腹感と疲労感も若干解消されました。

時計を確認すると、相部屋のフォロワーさんとの約束の時間まで猶予があったので「Pastificio Giacomo Rizzo」というお店に向かいました!

乾麺や生麺を合わせて数十種類のパスタを取り揃えている、1905年開業の老舗パスタ屋さんです!

料理好きの友人から「イタリアならではのパスタがお土産に欲しい!」と聞き、事前リサーチしてこちらのお店を見つけました(=゚ω゚)ノ!

店内の一角には製麺用の機械が置かれていたり、昔からの馴染み客と思わしきご婦人が買い物されていたりと、ベネチア本島の中でも本格派のお店だと思われます。

写真撮影はできませんでしたが、生地に野菜を練り込んだと思われる色とりどりの麺や、日本ではあまり見かけない珍しい形状の麺が一面に並べられた様子は、パスタに詳しくない私でもウキウキしてしまう空間でした!

どの商品も気になりましたが「イタリアのパスタと言えば『コレ』でしょ!」「イカスパゲッティ:Spaghetti al nero di seppia」を購入!

ツアー2日目のベネチア市内ランチでいただきましたが、乾麺の状態だと鉛筆の芯かお線香かと思うほどに真っ黒な棒ですね……(笑)

ツアー帰国後に、料理好きの友人が調理した写真をもらいましたが、小学校の習字で使った墨汁を思い出したほどに真っ黒でした……(; ・`д・´)

しかしながら「黒の濃さとイカスミの濃厚さは比例する」というのが持論なので、友人宅に遊びに行く機会があれば振舞ってもらおうと思います!(笑)

パスタの選定中に店内を回ると、お土産候補の一つ「乾燥ポルチーニ茸」も発見しました!

ポルチーニ茸は価格帯や種類が様々あると聞き、スーパー等で複数の商品を見比べて購入しようと思っていましたが、素朴なデザインのパッケージにビビビと惹かれて即買いしました!(笑)

乾燥タイプということも相まって、無造作に並べると危険なビジュアルに……( ゚Д゚)笑

大量に購入したことで、帰国時の荷造りが困難になるという想定外のピンチに陥りましたが、旅行慣れしたフォロワーさんと相部屋のフォロワーさんの手助けにより事無きを得ました……その節は本当にありがとうございましたm(__)m

帰国後は複数の友人に手渡しましたが、パスタやリゾットに美味しく調理してくれました!

というかみんな料理上手すぎる! 写真だけでなく実物も欲しかったです(・´з`・)!笑

Palazzo Contarini del Bovolo:コンタリーニ・デル・ボーヴォロ館(宮殿)

イカスミパスタとポルチーニ茸をホテルに持ち帰り、相部屋のフォロワーさんと合流してから「Palazzo Contarini del Bovolo:コンタリーニ・デル・ボーヴォロ館(宮殿)」に向かいました!

「早朝のさとじゅん散歩」でルートや案内の看板を予習できていなければ、確実に迷子になっていたと思います(笑)

営業時間内だったので、さとじゅん散歩の時よりも更に近い距離からボーヴォロ館を撮影できました!

実は、10年前の旅行で訪れた際は補修工事中で入場できなかったので、最上部どころか敷地内に立ち入れたのも初でした!

「ARIA The AVVENIRE:『アイちゃん&アーニャちゃん&あずさちゃん』がケットシーを探すシーン」や「ARIA The CREPUSCOLO:魔女っ子ベファーナの夜のお茶会シーン」は、ボーヴォロ館の庭園がモデルになっていましたね(´▽`)

ARIAでは様々なシーンに登場するボーヴォロ館ですが「ARIA The AVVENIREのフライヤー」と一緒に撮影しました!

ツアー2日目の「サンティ・マリア・エ・ドナート教会」とツアー3日目の「晃さん&藍華ちゃんのチェックメイトのシーン」と合わせて劇場三部作の聖地巡礼&記念撮影を達成でき、感激で胸がいっぱいになりました……(ノД`)・゜・。

窓口で入場券を購入後、いよいよボーヴォロ館の最上部を目指して階段を昇っていきます!!

……と意気揚々に出発するも、高さ20mを超える螺旋階段が私の膝と肺を容赦なく襲い、何度も小休止を挟まざるをえませんでした……(;´Д`)笑

最後の階段を昇り切って、念願の最上部に到達です!

ほとんどの建物を眼下に見下ろせるほど、想像以上の高さに驚きました( ゚Д゚)!

「ARIA The AVVENIREのラストシーン:記念日お茶会を開催したスペース」です!

お茶会に参加したグランマの「願いの種」のお話は、その後のARIAの展開・製作陣・キャスト陣・ファンにとって大切なキーワードになったほど感動的で、私も心に刻まれました……(*´ω`*)

なお「あの人数でお茶会をするには少し狭いかも……?」「机や椅子を担いであの階段を昇ったのか……」との野暮な考えは禁止です(笑)

佐藤順一監督がお話していた通り「フェニーチェ劇場の屋根窓」も確認できました!

素敵んぐな偶然によって描かれたシーンですが「この距離であれば本当に『アテナさんの謳』が風に乗って聴こえてきそうだなぁ……!」と思いました(#^^#)

最上部から庭園を見下ろす角度の一枚!

この景色は「ARIA The CREPUSCOLO」で「『灯里ちゃん&藍華ちゃん』が割れないシャボン玉を投下するシーン」が思い浮かびますが、「ARIA The ANIMATIONのED:Rainbow」の「アリア社長がちょこんと庭園に佇んでいるシーン」も好きで、水彩画調の温かみ感じるタッチが印象に残っています……(*’▽’)

フェニーチェ劇場が画角内に入る構図でも記念撮影です!

ツアー中でも特にお気に入りの一枚が撮れたことに大満足してから、フェニーチェ劇場に向かいました!

Teatro La Fenice:フェニーチェ劇場

さとじゅん散歩時から数時間後の再訪となりましたが、正面入口と受付はちゃんと開いていました(笑)

事前リサーチの段階では、劇場の内覧とともに演劇も鑑賞しようと思いましたが、他の聖地を巡礼する時間が不足する可能性がありました。

どのように巡礼しようかとを再考していたところ「オーディオガイド付き:フェニーチェ劇場見学ツアー」の存在を紹介しているサイトを見つけ、こちらを参考に巡礼しました!

サイト内の情報と、見学ツアーを実際に利用した内容をまとめると、ポイントは以下の通りです。

  1. 9:00~18:30の営業時間内であれば、自由に見学可能
  2. チケットは劇場受付、VENEZIA UNICA(ベネチア各所にある観光総合案内所)もしくはwebサイトから購入可能
  3. チケット代は12ユーロ(劇場受付での購入時)
  4. オーディオガイドは「フェニーチェ劇場の公式無料アプリ」を自身のスマホにインストールして視聴する(iOS/Android対応)
  5. ガイダンスは日本語のほか、イタリア語・英語をはじめとした数ヵ国語に対応

今回のツアースケジュール上、特にポイント①の「営業時間内であれば自由に見学可能」がフィットしました。

また、当日のツアースケジュールに柔軟に対応するためにも、あえて当日の劇場受付でチケットを購入しましたが、観光客が落ち着いた時期で席に余裕があったことも、個人的には助かりました。

なお、所要時間の目安は45分とのことですが、オーディオガイドによるフェニーチェ劇場の歴史や内装の説明がとても興味深く、実際には1時間以上も内覧していました!

ひとつ心残りになってしまったのが「ARIA The CREPUSCOL:『アテナさん&アリスちゃん』がともに謳う舞台」の写真が撮れなかったことです……

というのも「劇場内の撮影は基本的にOKだが、舞台上で演目が披露されている場合は撮影NG」というルールがあり、見学ツアー中においては楽器演奏会のリハーサルが舞台上で行われていました。

「リハーサルの見学はOKですが、撮影はご遠慮ください」とのアナウンスもあったため、全身全霊をもって網膜&脳内メモリに焼き込みました\(◎o◎)/!!笑

とはいえ、思いがけず一流のプレイヤー達が奏でる生演奏を鑑賞できたのは、予想外のでっかいラッキーでした!!

見学ツアー終了後は、エントランス正面の階段前から記念撮影!

もしも再訪できれば、演劇の内容やイタリア語を予習して今回以上に楽しみたいと思います(‘◇’)ゞ!

ARIA The AVVENIRE:晃さんがアリシアさんへのプレゼントを投げたT字水路

フェニーチェ劇場を出た後は、そこから徒歩数分ほどの「T字水路」にやってきました。

一見すると何の変哲もない場所ですが、おそらく「ARIA The AVVENIRE:晃さんがアリシアさんへのプレゼントを投げたT字水路」かと思われます。

AVVENIREの中でも好きなシーンの一つなのですが、ツアー参加前に本作品を見直した際に「ベネチアとはいえT字水路は珍しい気がするなぁ……」「背景に映ってる特徴的な橋と大きな建物から特定できるかも?」と思い、画面とGoogleマップを何往復もして発見しました(∩´∀`)∩笑

それぞれの水路からアリシアさん・晃さん・アテナさんが現れ、すれ違いざまに贈り物と謳をプレゼントし、またそれぞれの水路を往く……

素敵でみらくるなシーンが目の前に広がりましたが、間違っていたらどうしよう……(´;ω;`)苦笑

ぐるっと街中を回って、別角度からも撮影してみました!

好スポットなのか、観光客向けのゴンドラが何艘も水路を通っていきました。

結構な時間を粘りましたが、原作のように三方向からゴンドラがやってくる瞬間は撮れずでした(。-`ω-) もしかしたら一方通行の水路だったのかも……?

上記の写真は、T字水路に向かう際に通った道ですが、光と影のバランス・奥行を感じる柱と通路・揺らめく水面といった構図が素晴らしく、相部屋のフォロワーさんと一緒にかなりの枚数を撮影しました(笑)

どこを切り取っても絵になる街だと再認識した一枚でした(*^▽^*)

地元の名店でイタリア料理に舌鼓!

あさイチから様々な聖地を巡礼しましたが、気が付けばあっという間に日が暮れていきました。

夕食をどうするかを考えていたところ、ベネチア好きなフォロワーさん達にお誘いいただき、現地の方々からも長年愛されるレストランにやってきました!

ムラーノグラスの「ミルフィオリ」を連想させる、華やかな照明とコップ!

芸術品としてのムラーノグラスはツアー中に数多く見てきましたが、日常の中で普段使いするグッズとして取り入れるのも、生活に彩りを与えてくれそうで素敵だと感じました!

ツアー前のTwitterで「イタリア料理名物の『アンティパスト』はぜひとも食べるべし!」とフォロワーさんに教えていただきましたが、4日目にして念願の実食となりました( *´艸`)

このうち、画像手前のシャコと左上のタコをいただきましたが、どちらも噛むほどに旨味のエキスが溢れてきて、想像していたよりも遥かに美味しかったです!

ツアー2日目のベネチア市内ランチでも食べた「イカのフリット」もいただきました!

カラッと揚がった衣とプリップリのイカの食感が最高で、思わず独り占めしたくなるほどでした(*´Д`)!笑

「マグロのカルパッチョ」を口に運んだ瞬間、程よい弾力とさっぱりとした味わいに感動してしまうほど新鮮な赤身でした……!

今回のツアーでいただいた海鮮料理の中でも、一番のお気に入りに出会えました(*´ω`*)!

「トマトソース&ボロネーゼ」の2種盛り合わせパスタの「キタッラ」は、お店の方に目の前で作ってもらいました!

ギターをかき鳴らすような軽快な弦の音が聞こえるたびに、キタッラが出来上がっていきました!

この時は陽気な店員さんの振る舞いもあって、レストランではなくライブハウスに遊びに来たかと錯覚したほど愉快な空間でした(*´з`)笑

打ちたてでモチモチの平打麵にソースがしっかりと絡まって、フォークを回す手が止まらなかったほど美味しかったです!

ドルチェには2種のケーキをいただきました!

こちらは、とある参加者さん達のお祝いのためにサプライズでご用意されたもので、その場に居た皆さんで祝福されていた様子を見て、心が温まりました……(*’▽’)

私自身も飛び入りのような形で参加しましたが、快く歓迎してもらいとてもうれしかったです!

ARIAで繋がった素敵なご縁とベネチアの街に、あらためて感謝した一夜でした(´▽`*)!

ツアー4日目のお話はここまでです!

悲願だった「劇場版三部作の聖地巡礼」を達成したうえに、素敵んぐな巡り合わせに恵まれた感無量の一日でした!

ツアー5日目の記事も、近日中に公開したいと思います(`・ω・´)!

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