ARIAベネチアツアー2024の思い出(2日目:ベネチア本島・ムラーノ島・ブラーノ島・サンマルコ広場周辺、ナイトゴンドラクルーズなど)

はじめに

皆さんこんにちは、柿井です。

この記事では、2024年2月18日~24日にかけて開催された「ARIAベネチアツアー2024」について、ベネチア本島・ムラーノ島・ブラーノ島・サンマルコ広場周辺の散策、ナイトゴンドラに乗船した際の体験談などを記載します!

「ARIAベネチアツアー2024の概要」「ツアーへの申込、出国までの準備」「1日目の体験談」も上記記事にて記載しています! ぜひご覧頂ければ嬉しいです!

2日目の始まり:朝食バイキング

成田空港からマルコポーロ空港へ到着後、ツアー1日目の宿泊先であるメストレ地区ホテルで開催されたウェルカムパーティで、夢のような時間を過ごしてから一夜が明けました。

眩い朝焼けとともに起床した2日目は、いよいよベネチア本島へ上陸します!

この日の朝食はツアー参加者の皆さんと一緒に、ホテルでのバイキングをいただきました!

私自身が普段食べ慣れていないこともありますが、パンの種類が多くて驚きました!

トースターはおそらくイタリア製でしょうか?

誤った使い方で故障させてしまうのが恐ろしく、使用せず遠巻きに見ていました……(;´∀`)苦笑

チーズも様々なタイプが用意されており、パンやハムと同じくイタリアの方にとっては欠かせない食べ物なのだと実感しました!

奥の皿に乗った白いロール状の野菜は、あっさりとした味わいと歯触りの柔らかい食感が心地良く、朝食にピッタリな一品でした!

おそらく「アーティチョーク」と呼ばれる野菜かと思っていましたが、この記事を執筆中の今現在、あらためて調べてみると形や色合いが違うような気がしています……?

有識者の方、教えてもらえるとありがたいです……m(__)m

※2024/6/24追記※

本記事公開後にご覧いただいた方から、ロール状の野菜は「西洋ネギ」ではないかと教えていただきました! 情報ありがとうございます!

英語ではリーキ、イタリア語ではポロネギとの名称で、下記の参考生地には「加熱するとトロッとした食感とほのかな甘みが特徴」と記載されているのを見て、朝食バイキングでいただいたのはポロネギだったかも!と感じました(*ノωノ)

バイキング会場には「La San Marco:ラサンマルコ」というイタリア製のコーヒーメーカーが置かれており、エスプレッソが抽出される様子を撮影してみました!

イタリアの文化に倣って砂糖を沢山入れてから飲んでみると、強烈な苦みと洪水のような甘みが口の中で交互に襲いかかってきて一瞬で目と脳が覚めました……(笑)

お腹いっぱいで食べられませんでしたが、スイーツも山盛りに置かれていました!

写真中央の「MINI KRAPFEN CREAM」は「クリーム入りのミニクラップフェン」という揚げパンのようなお菓子とのことで、毎年2~3月に開催されるカーニバル(謝肉祭)などでも食されているようです!

朝から豪勢な食事を満喫して自室に戻ると、チェックアウト&ベネチア本島へ移動する時刻まで残りわずかとなっていました。

手厚いおもてなしと素敵なサプライズの数々にあらためて感謝しつつ、参加者の皆さんとともにツアーバスへ乗り込み、名残惜しみながらホテルを後にしました……(´;ω;`)

ベネチア本島

上陸は貸切船で!

ベネチア本島への上陸方法は「ヴァポレット(水上バス)・水上タクシー・バス・鉄道」の4パターンが主流だそうです。

ツアー開催のお知らせがあった際、私は「多くの参加者が一斉に移動できる『ヴァポレット』で上陸するんだろうなぁ……」と考えていましたが、後日告示された旅程表には「乗船場から『貸切船』で移動します!との旨の文言が記載されていました!!

ヴァポレットなどの公共交通手段に比べてよりフレキシブルに、旅程や目的地に合わせた移動ができますね……!

近ツーさんの心配り、本当にありがとうございます(*´ω`*)

というわけで、貸切船の乗船場所があるマルコポーロ空港へ到着です!

ツアーバスが停車した駐車場から数分歩くと、乗船場所に辿り着きました!

水面も穏やかで佇んでいて、絶好のクルーズ日和です!

ほどなく貸切船が到着し、参加者の皆さんと乗船しましたが、運良く甲板のオープンシートに着席できたので、本島到着までアドリア海に浮かぶベネチアの島々を眺めながらの素敵な船旅を堪能しました……(*´ω`*)

素敵んぐな船旅の様子をお届けしたかったのですが、絶景に惚けてしまい撮影がほとんどできなかったです……(;´∀`)苦笑

僅かではございますが、収めた写真を以下に掲載します!

天候が比較的崩れやすい時期にもかかわらず、2日目も快晴でした!

逆光で影になってしまい分かりづらいですが、ARIAにも登場した「ブリコラ」が航路のいたる箇所に配置されていました(`・ω・´)!

ブリコラと趣あるレンガ造りの建物!

ベネチアのはじまりは5~6世紀頃と言われており、いずれの建築物にも長い歴史を感じました……!

クルーズ中やベネチア散策時は、建物や水辺沿いの修繕工事が行われている様子を度々見かけました。

安心して暮らしていくためとしてはもちろん、街の景観を保つためにも定期的な修繕が必要になるんだろうなぁ……と思いながら眺めていました(◎o◎)

「ヴェネチア海洋史博物館」の近くに面した海上から撮影!

こちらの施設はベネチア本島にある事を事前に知っていたので、本島への上陸まであと少しである事が分かり、胸が高鳴りました(´艸`*)!

満を持して、ツアーのオトモに同行していただいた社長’sと一緒に記念写真!

「まぁ社長、ヒメ社長、アリア社長……里帰りですよ……(´;ω;`)」との気持ちで撮影していました(笑)

後ほど知ったことですが「貸切船での上陸は、本ツアーの企画段階からこだわっておられた仕掛けの一つ」だと伺いました。

というのも「『ARIAの主人公・水無灯里ちゃん』がベネチア(作中ではネオヴェネツィア)の地に初めて降り立ったシーンを、参加者の皆さんにも実感してもらいたい!」との強い意志を、企画担当者さんは抱いておられたそうです。

実際、乗船した方々からは「灯里ちゃんがあの時見た光景や感じた想いを共有できたようで嬉しいです!」とのお声もお聞きしました。

もちろん私自身も同じ想いで航路を過ごしました! 聖地巡礼ツアーならではの仕掛けは、大成功だったと思います(`・ω・´)!

10年越しのベネチア本島!

マルコポーロ空港の乗船所から約1時間、ついにベネチア本島へ到着しました!

個人的には約10年ぶりの再訪となりましたが、大好きな作品の聖地を再び巡礼できたことや、ARIAを愛する皆さんと一緒に上陸できたことを思うと、感動が止まりませんでした……(ノД`)・゜・。

貸切船から降りた後は、参加者の皆さんとともにサンマルコ広場に移動しました。

徒歩10分ほどの短い距離でしたが、ツアー後半に宿泊予定の「ホテルダニエリ」「ため息」「ドゥカーレ宮殿」など、歩みを進めるごとに様々な聖地が視界に入ってくる、ARIA要素が満載な移動時間でした(笑)

「ホテルダニエリ」を真下から撮影!

写真左中央の窓枠が広いお部屋は、ARIAの登場人物「藍華・S・グランチェスタちゃん」の自室のモデルになっているのだと、Twitterで知りました!

ドゥカーレ宮殿の前に架かる「パリャ橋!」

この橋からは人気スポットの一つ、カサノヴァが投獄される際に通行したという「ため息橋」を見る事ができることもあって、人口密度が凄いことになっていました(; ・`д・´)笑

「ドゥカーレ宮殿」は、手持ちのiPhoneでは一枚に収まらないほどにでっかいでっかいです…!

宮殿に太陽光が差し込むと、四つ葉のクローバーのような装飾飾りの影がビシッッ!!と並んで壮観でした(=゚ω゚)ノ!

冬の時期に多い曇天や霧に包まれた景観も趣がありますが、天候に恵まれたベネチアも好きだと再認識しました(#^^#)

ドゥカーレ宮殿の角を曲がると、みんな大好き「サンマルコ広場」です!!

このエリア内だけでも数か所の聖地がありますが、一番に目に入るのはやはり「大鐘楼(カンパニーレ)」でした(*´▽`*)

豪華絢爛な「サンマルコ寺院」は、何度見ても圧倒されますね…!!

こちらには「ベネチアの守護聖人:聖マルコの遺骸」が安置されていますが、ARIAのファンにとっては写真中央の「四頭の馬尻」や「あの御方」でも馴染み深い場所ですかね(∩´∀`)∩笑

広場を通ったタイミングで「サンマルコ時計塔」の鐘が鳴り響きました!

塔の正面に掲げられた蒼く輝く天文時計も綺麗でしたが、塔屋上に鎮座するムーア人が鐘を鳴らす瞬間をリアルタイムで見られたのも印象的でした!

本場のベネチアランチ!

サンマルコ広場到着後は、ツアー申込時に申請したオプションの一つである「ベネチア市内ランチ」を提供していただく「TAVERNA dei DOGI」に入店しました!

私を含めて、40名ほどの参加者の皆さんとランチ!

店内はアンティークの調度品もあって落ち着いた雰囲気ながらも、ウェイターさんたちの明るい笑顔と接客もあって、親しみを感じる心地良い店内でした(*’ω’*)!

ランチはコース料理のため提供される内容は決まっていましたが、各人が飲みたいドリンクの追加注文ができました!

渡されたメニュー表にはなんと日本語の表記が! 日本人観光客もよく来店しているのでしょうか、さらに親近感が沸きました(笑)

私自身はミネラルウォーターを注文しましたが、ARIAファンにはお馴染みの「ベリーニ」をオーダーする方々も居られました!

ドリンク注文後は、参加者の方々が着席するテーブルごとにパンが配膳されました!

ホテルの朝食バイキングで見かけたものと異なり、比較的柔らかめのパンで食べやすかったです(^O^)!

ヒメ社長with前菜のサラダ! 健康と美容のためにも食べましょうねぇ……(笑)

新鮮なお野菜のビタミンとお酢の酸味が、疲れた身体に沁み渡りました……(*´з`)

まぁ社長with魚介のフリット! ベネチアは新鮮な魚介類が名物の一つと聞いており、本場で食べたかったお料理の一つを早速いただけました!

イカの身・ゲソ・小魚・小エビといった海の幸をサックリ揚げてタップリ盛り込んだ、ボリューム満点の一皿でした(*´Д`)

アリア社長withイカスミのパスタ! 本場で食べたかったお料理をもう一つコンプリートしました!(笑)

口に運ぶごとに、パスタにしっかり絡められたイカスミの濃厚なうま味が広がりました……(*´ω`*) 是非ともおかわりしたかったです(笑)

〆のドルチェは、スライスアップル&ソフトクリーム!

魚介のフリットとイカスミのパスタを堪能したお口と胃袋に、爽やかな甘みが吹きわたりました(^ω^)!

味も食べごたえも抜群なコースランチを食べ終えて退店すると、午後からのプログラムである「ムラーノ島・ブラーノ島散策」の時間が迫っていました。

通常の旅行において、ムラーノ島・ブラーノ島へのアクセスはヴァポレット(水上バス)や水上タクシーが主ですが、本ツアーにおいてはこの二島も貸切船でスイスイと向かいました!

船内の窓を開けると、吹き抜けていく風がやや肌寒くも清々しく感じました(*´Д`)

ですが、思った以上に速度があって、スリリングさも同時に感じました(笑)

ブラーノ島

おとぎの国のような街並!

走行中の船内では、現地ガイドさんがお話してくださったベネチアの成り立ちなどを聞きながら過ごしていると、本島から約20分ほどの航路でブラーノ島に上陸しました!

ブラーノ島の特徴はなんといっても、鮮やかに彩られた住居の数々です!!

元々、漁業を生業とする人々が海での仕事を終えて帰宅する際、時期によっては島全体が霧で覆われたそうです。

漁師たちが視界不良の中でも自宅に戻れるように、留守番をしていた家族が好きな色でペンキ塗りした住居が、今では観光の目玉の一つとなったそうです!

絵本のようなカラフルな世界が、ベネチアに実在しているんです!

↑の写真は、運河に反射した住居が鏡のように映り、おとぎの国にやってきたような一枚がお気に入りです(´艸`*)

上陸後は1時間ほどの自由時間が設けられました。私自身は「ブラーノ島でショッピングしたいモノ2点」をゲットするべく、散策を開始しました!

S字クッキー:S di Burano

ショッピング1点目は、ベネチアの運河を模した「S字型クッキー:S di Burano」です!

こちらはTwitterのフォロワーさんが「ブラーノ島に来たならコレを買うべし!」と熱弁しており、その特徴的な見た目が気になって購入を決めました!

目的のお店「Palmisano Carmelina」を探すも、飲食店やお土産屋さんが想像以上に多く立ち並びなかなか見つけられない……!

と焦っていると、突如現れたカーニバルの衣装に身を包んだマネキンに目を奪われました……(;゚Д゚)

よく見ると、クッキーを作っている最中の写真を手にしており、その背後には目的のお店がありました!

このマネキンが居なければ、お目当てのS字型クッキーはゲットできなかったかもです……(笑)

店内では、一つずつ個装されたタイプや、贈答用のオシャレな箱に包まれたタイプなど、様々なバリエーションに包装されたS字型クッキーが販売されていました!

どの包装も素敵でしたが、ブラーノ島の鮮やかな住居が描かれたタイプに一目惚れして、そちらを購入しました(´▽`*)

気になるお味ですが、卵とバターの素朴な風味が後を引く美味しさでした(*´з`)

また、材料由来か製法由来かが不明なのですが、めっちゃ固かったです!!!(笑)

そのハードな食感も相まって、食べるごとにヤミツキになってしまいました……再訪時も必ずゲットしたいです!!

お土産として購入したS字型クッキーですが、なんとツアー3日目に訪れた「カフェフロリアン」のお茶菓子としても提供されたのでビックリしました!(笑)

こちらのティータイムも素晴らしい体験でしたので、ぜひとも次回の記事で紹介します!

本物のブラーノレース!

ショッピング2点目は「ブラーノレース」と呼ばれる手編みのレースです!

漁業が盛んだったブラーノ島では、仕事道具である魚網を修繕するための技術をベースに、女性たちが手編みのレースを製作する文化が発展しました。

時間と手間を惜しまずに製作されるレースは、豊富なデザインと精巧さが多くの人々に評価されてます。私も初めてブラーノレースを知った時から、いつかは入手したいと願い続けていました(∩´∀`)∩

レース作りの技術は代々継承されているものの、製作難易度や島民の減少といった理由から、年々編み手が少なくなっているそうです。また悲しいことに、大量生産された偽物も出回っていると伺いました。

「このツアーでぜひとも本物をゲットしたい!」との意気込みで「Dalla Lidia Merletti D’Arte」というお店に立ち寄りました!

こちらのお店では、昔ながらの技術を受け継いで編まれた正真正銘のブラーノレースを取り扱っていると、事前の下調べで把握していました。

意気揚々とお店の前にやってきたものの、ショーウィンドウに並ぶ作品のどれもが美しすぎて「こんなにも芸術的な作品が展示されているお店は、自分には不相応なのでは……」と尻込みしていました(;´Д`)

そんな私を察してか、ホテルの相部屋でご一緒するフォロワーさんが先陣を切ってくれたおかげで、なんとか入店することができました。本当にありがとうございます……( ;∀;)!

あらためて店内の商品を眺めていると、店員さんが様々な作品のブラーノレースを紹介してくれました(写真撮影もご承諾いただけました)!

上記の作品は「ブラーノ島に建ち並ぶ住居」を表現しており、彩にあふれながらも、どこか懐かしさを感じた素敵なレースでした(*’ω’*)

「絵画のように自宅に飾れば素敵だろうなぁ……」と思いお値段を伺うと、具体的な金額を忘れてしまうほどに高額でした……!(笑)

一つ一つを職人さんが丹精込めて製作されているので当然なのですが、想定以上のお値段にパニックになる私……

「1万円前後で購入できる作品はございませんでしょうか……」と不躾な相談にもかかわらず、快く別の作品を紹介してもらいました! 親身に対応いただき感謝ですm(__)m

首飾りタイプのブラーノレース!

造形の相性が良いのか、植物や花を象った作品が多かったのが印象に残りました。

手芸や裁縫に明るくない私でも、これらを手作業で編んでいく技術力の高さと、労力を惜しまない姿勢を感じ取れました(‘◇’)ゞ

こちらはイヤリングタイプのブラーノレースです!

作品によっては10円玉ほどのサイズで、二対一組になっているのも可愛らしかったです(*^▽^*)

お値段も予算内だったのでじっくりと選んだ結果、赤い花を模したイヤリングタイプのブラーノレースを購入!

赤の花弁に純白で縁取られたレースは、紅白の色合いで縁起も良く一目惚れでした(*´▽`*)

自分自身はイヤリングを付ける習慣は無いですが、ARIAキャラのフィギュアに合うのではないかと思ったのも、購入した決め手の一つです!

こちらも撮影できましたら、Twitterやブログで紹介したいと思います(*´з`)

会計後、店員さんが名刺サイズのカードを持ってお店の片隅に移動しました。

その先には、椅子に座って編み物をしているおばあさんが居り、店員さんが手渡したカードにスラスラとペンを走らせました。

何をされたのか伺うと、カードに記載したのは「購入した作品が本物だと証明するためのサイン」との事で、そのおばあさんこそ、ブラーノレース編みの技術を継承してきた一人であり、上記で紹介した作品のほとんどを製作された張本人との事でした( ゚Д゚)!!!!

「本物のブラーノレースをゲットしたい」との長年の夢が、作品とサインカードという形になって叶った瞬間でした(*^▽^*)!

カードには「GARANZIA(保証)」というタイトルとともに「Si garantisce che il prodotto da lei acquistato e “merletto originale di Burano”」との文言が記載されていました。

Googel翻訳したところ「ご購入いただいた商品が『オリジナルのブラーノレース』であることを保証します」との旨が記載されてました!

お店を出る頃には散策時間のタイムリミットが近づいていたので、参加者の皆さんと合流して次の目的地である「ムラーノ島」へ出発しました!

ムラーノ島

オレンジぷらねっとのモデル:サンティ・マリア・エ・ドナート教会

ブラーノ島から貸切船で約15分、ムラーノ島へ上陸しました!

ムラーノ島はかの有名な「ムラーノグラス」の発祥の地で、滑らかな流線形と鮮やかな色彩を併せ持つガラス細工は、古今東西多くの人々を魅了してきました(*’ω’*)

ARIAにも「ネオヴェネツィアンガラス」という名称で登場しているのですが「ムラーノ島にはもう一つの聖地巡礼スポットがある」と、ツアー当日直前に判明しました。

そちらが「オレンジぷらねっとの社員寮」のモデルとなった「サンティ・マリア・エ・ドナート教会」です!

たしかツアー当日直前に、佐藤順一監督・さとうやすのさん・近ツーの企画担当者さんが開催されたTwitterのスペースにて、監督がお話されていたと記憶しています。

オレンジぷらねっとの社員寮自体は原作やアニメでも度々登場していましたが、私自身、モデルとなった建物や場所を初めて知ったので、ぜひ聖地巡礼したいスポットの一つに訪れて大興奮でした(*ノωノ)!

スペース開催時には多くのリスナーが集まっていたので、参加者の皆さんもドナート教会を一心不乱に撮影していました!

ファンの中には、監督のお話よりも以前にモデルを特定されていた方もいらっしゃったようで、ARIAとベネチアへの深い関心に驚かされました……!

拝観料を支払いすると、教会の中にも入場できました(受付の方に撮影OKいただけました)!

上記の写真、おそらくですが「社員寮の食堂」にあたる場所だと思われます。

オレンジぷらねっと所属のメンバー「アテナさん・アリスちゃん・アーニャちゃん」がセンターのクリアファイルとともに記念撮影です!

相部屋のフォロワーさんにお願いしてパシャリ!

「せっかくの聖地巡礼ツアーなのでグッズを持っていきたいなぁ……」と考えた結果、一目でARIAの聖地巡礼と分かりつつ、手運びラクチンなクリアファイルを持参したのは、我ながら褒めてあげたいです(笑)

日が沈み始める時間帯にオレンジぷらねっとと縁のあるこの場所へ巡礼できたのは、素敵な導きのおかげだったのかもです……(*´ω`*)

ユキーナさんご夫妻のムラーノグラス

ドナート教会を出た後は「AkinaFiorese:アトリエ・ユキナ・フィオレーゼ」という名前のムラーノグラスショップへ訪れました!

こちらは「ツアー1日目:ウェルカムパーティ」において、ツアー中のアシスタントとしてご紹介されたユキーナさんが、旦那さんとともにムラーノグラスを製作・販売しているお店です。

「ブラーノレースと同様に本物のグラスをゲットしたい!」と考えていた私にはまさに「渡りに船」のタイミングで、参加者の皆さんととともに入店しました!

どの作品も可愛らしく目移りしてしまいましたが「てんとう虫のムラーノグラス」をお迎えしました!

ツヤのある赤と黒の紋様、つぶらな瞳、そして、アリア社長を想起させられるようなまんまるボディが購入の決め手でした……(笑)

また、てんとう虫はイタリアで「縁起の良い虫(象徴)」であるとユキーナさんから教えていただき、アクセサリーとしても御守りとしてもピッタリのお土産をゲットできました(´▽`*)

作品とともにショップカードもいただきました!

「garantisce l’originalita e la qualita di questo gioiello interamente fatto a mano nel suo laboratorio di murano」との文言があり、

Google翻訳すると「ムラーノ島の工房で完全に手作りされたこの宝石の独創性と品質を保証します」との旨が記載されていました!

ユキーナさんとは、ツアー帰国後にもお会いする機会がありました。

というのも、2024年GWの時期に「日本橋三越さん主催:イタリア展2024」にユキーナさんがご参加されると聞き、あらためてご挨拶させていただきました。

その際「もちもちぽんぽん帽子withてんとう虫グラス」を身に付けて伺ったところ、「ARIAベネチアツアーの人だね!」とすぐに気づいてもらえたのが嬉しかったです……(*ノωノ)

もちもちぽんぽん帽子withてんとう虫グラスの組み合わせ、見た目はもちろん可愛らしさが二倍どころか二乗になっており、とても気に入っています……!

イタリア展では、新たにピンタイプのムラーノグラスをゲットできました!

お話を聞くと、日本でのイベントにも定期的に参加されているそうなので、タイミングが合えば再度遊びに行きたいと思います(`・ω・´)!

ドナート教会の聖地巡礼、ユキーナさんのお店でのショッピングを楽しんでいると、散策時間があっという間に過ぎていきました!

ブラーノ島もムラーノ島も見どころ満載のスポットなので、再訪時にはじっくりと時間を掛けて楽しみたいと思います(/・ω・)/!

大鐘楼

ムラーノ島に別れを告げて、参加者の皆さんとともにベネチア本島へ帰還したのが夕方頃でした。

帰還後は、各々が宿泊するホテルにチェックインを済ませば自由時間となっていたので、相部屋のフォロワーさんとともにホテルへ向かいました。

ホテル内部や窓から見える景観も楽しみたかったのですが「この時間からでも巡礼できる聖地はないものか……?」と相部屋のフォロワーさんと考えたところ、宿泊先からほど近い「サンマルコ広場の大鐘楼」への登楼を決めました!

大鐘楼の真下からアリア社長巾着と撮影! 遠近感が凄いことになってる(笑)

大鐘楼の最上部にはエレベーターが設置されており、老若男女問わずラクラク登楼できるのもありがたいです(゚∀゚)

約99mの高さからベネチア本島の一帯を見渡すことができ、ARIAファンでなくとも生涯に一度は眺めたい光景間違いナシです!

上記の写真は、ARIAカンパニーの所在地があるとされる運河沿いを、アリア社長とともに撮影してみました!

「ジョジョの奇妙な冒険5部:ブチャラティvsディアボロの死闘」の舞台とされる「サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂」です。

時間があれば行ってみたかった……今回のツアーの趣旨とは離れますが……(笑)

黄昏時の「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂」は、息を忘れてしまうほどに神秘的な光景でした……

また、映画版「ARIA The AVVENIRE」にて、アリシアさんと灯里ちゃんが夜のサルーテ聖堂をゴンドラで横切るシーンを思い出し、思わず涙ぐみました……;つД`)

日が沈んでいき、サンマルコ広場周辺の建物にも灯りが燈されていきます……!

ベネチアの夜にはヒメ社長がよく似合いますね……(*´Д`)

アリア社長もですが、大鐘楼からの写真撮影時はぬいぐるみを落とさないように細心の注意を払っていました(笑)

動画撮影もしましたが、大鐘楼からの素晴らしい景色がより魅力的に伝わると思います!

上記2つは同じ視点からの動画ですが、時間帯によって異なる魅力を見せてくれるサンマルコ広場よ……

ナポレオンが「世界で一番美しい広場」と称賛した理由を、垣間見ることができた気がしました(*´▽`*)

登楼してから1時間ほど滞在し、施設がクローズする時間ギリギリのタイミングで「大鐘楼の鐘の音」を聴くことができました!!

ベネチアの隆盛とともに数百年響き渡ってきた鐘声は、その力強さに身が引き締まりながらも、いつまでも耳にしたい安心感に包まれたような感覚でした……(´-ω-`)

今回のツアーでは修繕工事が行われていていましたが、10年前のベネチア旅行では鐘自体を見ることができたので、よろしければぜひご覧ください!

その際に記念メダルも購入しましたが、今回のツアーでゲットしたお土産とともに大切に保管しています(*^▽^*)

鐘音を聴き終えて大鐘楼から降りる頃には、すっかり日も落ち切っていました。

街灯を纏ったベネチアの夜景は、どこを切り取っても絵になりますね……(*’▽’)

まさかのナイトゴンドラクルーズ!

時刻は18時を過ぎており、夕食をどこでいただくかを相部屋のフォロワーさんと相談していたところ、参加者らしき方々からお声掛けされました。

お話を伺うと「今からゴンドラに乗ってナイトクルーズを楽しみたいのですが、よろしければご一緒にいかがですか?」との素敵なお誘いが!

ゴンドラ乗船自体はツアー3日目のプログラムにも予定されていたのですが、夜のベネチアを運河から眺める機会はまたとないチャンス!!

ということもあり、相部屋のフォロワーさんに「夕食のことは後で考えましょう!」ご無理を申しあげて、一緒にナイトゴンドラクルーズへ乗船しました(*´Д`)!笑

お誘いいただいた方々とお話を進めていくと、ヨーロッパの各国を旅行する一環でベネチアに訪れたという、ARIAベネチアツアーの参加者ではないという驚愕の事実が……(; ・`д・´)!

ARIAや聖地巡礼ツアーのことを説明すると「めちゃ面白そうな旅行ですね!」と関心を持ってくれました! 素敵んぐな旅の出会い、聖マルコに感謝です(∩´∀`)∩!

あらためて、計4名で夜のベネチアへ出発です!

上記の動画は、乗船場から出てすぐの場所で撮影したのですが、ツアー3日目のゴンドラ乗船でも同じ場所から乗り込みました! なんたる偶然!!(笑)

水先案内人は、ダンディで陽気なゴンドリエーレさん!

ARIAの水無灯里ちゃんは、ゴンドラ操舵の練習中に道行く人々とお喋りして先輩の晃さんから叱られていましたが、こちらのオジさまも灯里ちゃんよろしく、都度お喋りを楽しんでいました(笑)

街灯が少ないエリアを通ると、ひとたび闇夜が現れて非日常感が増していきました……!

昼間の喧騒が息を潜めたように静かで心細さを感じましたが、新たなベネチアの一面を知れた感動も同じく沸き上がっていました……!!

乗船場から約15分ほど、細く入り組んだ水路を進んでいった先で、明るさとともに賑わいが聞こえてきました。

ゴンドリエーレさんのジェスチャーもあって、クルーズのメインである「大運河」のに差し掛かるのだと直感し、アリア社長をスタンバイしました!

大運河に到着すると、ゴンドリエーレさんの粋な計らいでリアルト橋近くを操行していただきました!

つい先ほどまでサンマルコ広場の夜景を堪能していましたが、それに勝るとも劣らない幻想的な夜景に、感嘆の思いが止まりませんでした……(*´▽`*)

お誘いいただいた方にお願いして、大運河をバックに相部屋のフォロワーさんとツーショット! ツアー2日目にして、最高の自由時間を過ごせました……!

大運河を含めて40分ほどのナイトゴンドラクルーズは、ゴンドラ乗船場に戻って無事終了となりました。

お誘いいただいた方々に、素晴らしい体験とそのキッカケをくれたことへの感謝を伝えつつ、お互いの旅行が最高の思い出になることを祈ってお別れしました( ;∀;)

乗船場に戻ると、足早にゴンドリエーレさんが駆け足で去っていきました。

別のゴンドリエーレさんに話を聞くと「彼は誘われた飲み会に遅れそうだったから、ダッシュでお店に向かったよ」と言われ、「これくらいのスタンスで仕事をすることが今の日本には必要なのかもしれない……(;´∀`)」と妙に感心してしまいました(笑)

地元スーパー:coopでの夕食

ナイトゴンドラクルーズを終えると、時計は20時を示していました。

お腹を満たすために良さげな飲食店を探すのも一案でしたが、相部屋のフォロワーさんと相談して「今晩は地元のスーパーで手軽に済ませよう!」との意見が一致した結果、宿泊先からも近い「coop」で買い物する運びとなりました!

ベネチア本島には、価格帯や品ぞろえの異なる数種類のスーパーがお店を構えています。

そのうち「coop」は比較的価格帯が安くも豊富な品ぞろえで、ミネラルウォーターやお土産を購入したりとツアー中は大変お世話になったお店の一つでしたm(__)m

購入はしなかったですが「あまりにも謎ネームなお寿司」を見つけて笑ってしまいました……(*´Д`)

こういった商品を目にできるのは地元スーパーならではだと思うので、他の海外旅行先に行く機会があった時もチェックしてみたいです(笑)

coopで買い揃えた品々を、宿泊先ホテルの自室に持ち帰って夕食スタートです!

夕食一品目のサラダは握りこぶし3つほどの大きさでしたが、付属のドレッシングとクルトンが絶妙にマッチしてペロリと完食できました!

夕食二品目はスモークサーモン!

ほどよい塩味と抗酸化作用を豊富に持つスモークサーモンが、一日動き回って疲れた身体に染み渡りました……(´艸`*)

夕食三品目はダブルサンドイッチ!!

ハムとチーズの全粒粉パンと、エビとマヨネーズのソフトパンの共演は、私を満腹感と充実感で満たしてくれました……(笑)

海外では食事に難儀することがあると言われますが、coopで購入した食品を含めてどの食事も美味しかったことも、本ツアーに大満足できた要因の一つでした(´▽`*)

ツアー2日目のお話はここまでです!

ベネチア本島に上陸して本格的にツアーが始まりましたが「どこにいても、なにをしても興奮と感動が止まらない24時間」を過ごしていました……(笑)

ツアー3日目の記事も、近日中に公開したいと思います(`・ω・´)!

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