ARIAベネチアツアー2024の思い出(5・6日目:最後のダニエリ朝食ビュッフェ、アクアアルタでの散策、帰国時の様子など)

はじめに

皆さんこんにちは、柿井です。

この記事では、2024年2月18日~24日にかけて開催された「ARIAベネチアツアー2024」について、最後のダニエリ朝食ビュッフェ・アクアアルタでの散策・帰国までの道中の体験談などを記載します!

「ARIAベネチアツアー2024の概要」「ツアーへの申込、出国までの準備」「1~4日目の体験談」も上記記事にて記載しています! ぜひご覧頂ければ嬉しいです!

5日目のはじまり:ダニエリ朝食ビュッフェ

五つ星ホテルで迎えた二度目の朝は、ツアー中で最もテンションが低かったです……

それもそのはず、とうとう「ベネチアの滞在最終日」になってしまいました……(´;ω;`)

ツアー前に想像していたよりも遥かに素晴らしい日々を過ごせたこともあり「夢のような時間から目覚めたくない!」と、ベッドで駄々をこねたのは私だけではないはず……

渋る心身を無理矢理起こして、相部屋のフォロワーさんとホテルの朝食会場に向かいました。

着席した座席からはまるで、私の複雑な心情を映したかのような空模様が見えました。

「ここから見える景色も人生で最後になるかもなぁ……」と思うと、気が重くなる一方に……

……なったのも束の間、ダニエリの朝食ビュッフェがモヤモヤを吹き飛ばしてくれました!! 美味しいごはんは全てを解決してくれますね!!\(◎o◎)/

昨朝のビュッフェでお気に入りとなった一品たちに「スモークサーモン」が加わりました!

スモークサーモンは、ツアー2日目に地元スーパーの「coop」で購入したものもいただきましたが、サーモンの質感・コク・塩加減がバランス良くまとまっており、やはりダニエリの方が数段格上だと感じました( *´艸`)!

ダニエリ名物の「巣蜜」もたっぷりいただきました!

昨朝と同じくクロワッサンに乗せて食べても美味でしたが、チェダーチーズやスモークサーモンといった塩気のある一品に付けていただくのも、巣蜜の甘さが一層と際立って美味しかったです(*´ω`*)!

食後のドリンクには、ダニエリ好きのフォロワーさんにおススメされた「ホットショコラ」をオーダーしましたが、お上品な甘さのチョコを極限まで濃縮したかのような一杯に、思わず昇天しかけました……(/ω\)笑

アクアアルタの探検隊!

アクアアルタに遭遇!

朝食を摂った後は、自室に戻って帰国の荷造りを行いました。

友人から借りたキャリーケースに荷物を詰めていきますが、往路はスカスカだったのに復路では鍵が閉まらないほどパンパンになっていました……(;´Д`)苦笑

最終的には、相部屋のフォロワーさんにお土産の一部を運んでいただき、何度もパッキングを繰り返して荷造りを完了させました!

相部屋のフォロワーさんには最後までご迷惑を掛けっぱなしでしたが、その都度フォローしてもらいました!

本当にありがとうございました(‘◇’)ゞ!

ホテルに荷物を預けた後は、帰国便が待つマルコポーロ空港に向かうまで約2時間の自由時間がありました。

相部屋のフォロワーさんとともに最後の散策に繰り出そうと、ホテルの回転扉を開けると強風がビュンビュンと吹いていました……!

ツアー最終日は、残念ながらあいにくの天気でしたが、この時期のベネチアは曇天の方が多く、日によっては霧が発生するのも珍しくないそうです。

そのような気候の中でも、ツアー終盤まで天気が持ち堪えたのは「添乗員には『社内屈指の晴男&晴女』が同行します!」とお話されていた「近ツー担当者さんの采配が見事的中」した結果ですね(∩´∀`)∩笑

ひとまずサンマルコ広場までやってきましたが、この日は潮の満ち引きのタイミングもあって、現地最終日にして「アクアアルタ」に遭遇しました!

灯里ちゃんとアリア社長は「ズンタカポコテン♪」と水浸しの街中を楽しくお散歩していましたが、いざ目の当たりにすると「おおぉぉぉ……っ!?」と尻ごみしてしまいました(; ・`д・´)笑

これでも控えめなようで「モーゼ計画」によって水門が完成する以前は、大規模なアクアアルタが度々発生しては、現地の方々を悩ませる問題になっていたとのことです。

広場到着後は、相部屋のフォロワーさんと話し合い「ツアー中にあまり散策できなかった『ベネチア本島の北側』に行ってみよう!」と決めて、歩みを進めました。

その途中、ツアー4日目のさとじゅん散歩で訪れた「リアルト橋近くの市場:Rialto Market」で、イラスト好きのフォロワーさんに偶然お会いしました。

お話すると「『ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅』まで一緒に行きませんか?」とお誘いいただいたので、一行でサンタルチーア駅を目指しました!

TRAGHETTO S.SOFIA:トラゲット乗り場

道中、駅へのショートカットと思い出作りを兼ねて「ARIA Navigation:57」で描かれた乗船場「TRAGHETTO S.SOFIA」からトラゲットに搭乗しました!

ゴンドリエーレさんに運賃2ユーロを手渡して、いざ船の旅!!

……と出航して約2分後、無事対岸へ到着しました(笑)

トラゲットはあくまで「地元の方々の生活の足」なので、対岸同士を繋ぐちょっとした距離を運行するための交通手段なのです。

ベネチアの各スポットを悠々と楽しむのであれば観光用のゴンドラクルーズが向いていますが、地元の方々と同じ目線・同じ空気感を共有できるトラゲットも、ぜひおススメしたいです!

実はこの時、動画も撮影していたのですが思いのほか揺れが激しく、ほとんど船底を撮ってしまい「お蔵入り」となりました……(;´∀`)苦笑

サンタルチーア駅&ピッコロ教会

トラゲットで対岸に渡り、そこから約25分ほど歩いて「サンタルチーア駅」に辿り着きました!

今回のツアーではマルコポーロ空港から貸切船でベネチア本島に上陸しましたが、鉄道で訪れるのも風情と情緒溢れるベネチア旅になりそうですね……!

駅の対岸には、特徴的なドーム型が目を引く「Chiesa di San Simeon Piccolo:サン シメオン ピッコロ教会」が建っていました!

ピッコロ教会は「ARIA The BENEDIZIONE:藍華ちゃんのプリマ昇格試験1回目」のシーンでも、おそらく描かれていたと思います。

ウンディーネ業界が定めた試験ではなく「『晃さんに認めてもらうための試験』を望んだ藍華ちゃん」は、ペア時代の苦難を乗り越えたからこそ一層頼もしく見えましたね……;つД`)

そんな1回目の昇格試験の最中に、特徴的な構造の建物が遠くに見えました。一緒に映った橋もあわせてGoogleマップで確認したところ、おそらく「ピッコロ教会」だろうと思われます。

「日程的に今回のツアーでは見られないかな」……と半ば諦めていましたが、思いがけず聖地巡礼できてうれしかったです(*^^)v!

駅前は開けた空間ということもあってか「ウミドリ」が至る所で闊歩していました!

アリア社長よろしく「トリさんと仲良くなろう作戦」を決行しようとしましたが、私の奇行で日本人観光客の受入が中止になる可能性を思うと……泣く泣く断念ぜざるをえなかったです(´;ω;`)笑

ルチーア駅周辺の観光を堪能していると、ツアー参加者の皆さんとの集合時間が近づいてきました。

集合場所のホテルダニエリまでは距離がありましたが「『ヴァポレット』で効率的に移動しながら、最後の船旅を楽しみましょう!」と決め、乗船場近くの売場でチケットを購入しました!!

チケットを掲げて「ヴァポレット三銃士」を結成した時の一枚!

ほぼ時刻通りに到着したヴァポレットに乗り込もうとしましたが、乗船場の係員が我々の乗船を阻みます……!?

なんと「満員により乗船不可」という、予想外のアクシデントが発生しました……(;゚Д゚)苦笑

仕方なく次のヴァポレットを待とうとするも「再び満員の場合は遅刻が確定」してしまうとの予測が!

Googleマップで徒歩ルートを調べたところ「ギリギリ間に合う」と判明しましたが「所要時間30分をずっと早歩き&最短ルートでの移動が必須」と、なかなかハードな選択肢を突き付けられました……!

運を天に託すか、己の脚を信じて進むか……極限状態の中で決めたのは「徒歩ルート」でした(`・ω・´)!

腹を括って徒歩ルートに挑むも、ベネチアは「水上の迷宮」だということを痛感させられました……!

上記は別日に撮影した街の一角ですが、この日も何度も袋小路に迷い込みました……

心が折れかけるも、フォロワーさん達のルート案内と励ましのおかげで時間前に集合場所へ到着できました( ;∀;)!

「晃さんをゴンドラに乗せた模擬練習で、紆余曲折しながらも無事ゴールした灯里ちゃん&藍華ちゃん&アリスちゃんの気持ち」が分かった気がしました……(笑)

ある意味ではツアー中で一番焦りましたが、終わってみれば良い旅の思い出になりました(*´Д`)

さらばダニエリまた会う日まで!

集合場所のダニエリに到着後は、参加者の皆さんを待つ間に1F中央ロビー周辺を見回ってホテル内を見納めました。

今回利用した客室と1Fを結ぶ廊下は、往復するたびに素敵な出来事や思い出が増えていきましたね……(´▽`)

天高く吹き抜ける1F中央ロビー前の景色も、一旦は見納めです。

「『天野こずえ先生が現在連載中の作品』でも再びお目にかかれるはず」なので、次回訪れる機会があればその作品の聖地巡礼で宿泊してみたいです(*‘∀‘)!

中央ロビー横、ダニエリの長い歴史と伝統を感じさせるラウンジも素敵な空間でした!

一角にはカフェスペースがあり、ツアー参加者と思われる方々が優雅なティータイムを過ごされている様子も見かけました。

いずれはカフェフロリアンとダニエリカフェで、まったりとした時間を過ごしてみたいものですねぇ……(*´ω`*)

人生初の五つ星ホテル、はじめは不安と緊張でいっぱいでしたが、最後まで安心して利用できたのは今回のツアーだったからこそだと思います!

ダニエリで過ごした優雅で快適な二日間は、生涯の宝物です!!

ベネチア本島→マルコポーロ空港

マルコポーロ空港への帰国船が到着するとの一報が入り、後ろ髪を何度も引かれながらダニエリを発ちました……(´;ω;`)

参加者の皆さんとともに乗船し、船の窓から最後の景色を見納めしようとしたところ、乗船場の桟橋から近ツー担当者さんが大きく手を振ってお見送りしていただきました!

アクアアルタで運河が荒れていたにもかかわらず、桟橋の際々に立って我々を見届けてくれたお姿は、ベネチアの街々とともに鮮明に記憶に残りました。

ベネチア到着から出発に至るまで、多くのお心遣いにでっかいでっかい感謝です(‘◇’)ゞ!!

素敵な旅であったからこそ「帰りたくねえ~~~~~~~~!!」と思うのは人の常です(笑)

マルコポーロ空港へ到着後、搭乗手続きを終えるまでの記憶がほぼ無いのは旅の余韻を味わっていたから……

のと、単純に体力が尽きて燃え尽きていたからです\(^o^)/笑

お腹が減っていたので、空港内のカフェで「ツナマヨサンド」を購入!

コクのあるマヨネーズで和えられたツナと、しっとり柔らかい食パンの相性が最高でした!

らっきょうのような、オニオン系の爽やかなシャキシャキ感も良いアクセントになっていて、いくらでも食べられそうでした(*^^)v!

マルコポーロ空港を飛び立ってからはほとんど眠っていましたが、機内食が運ばれるタイミングにはしっかり起床した食いしん坊です(笑)

往路の機内食でもいただいた「ポレンタ&ミートボール」

ポレンタ独特のザラっとした舌ざわりがヤミツキになっていたのですが、再び味わうことができてうれしかったです(*´з`)

「もち麦のような穀物&ベジタブルミックス」の主食はヘルシーで、あっという間に完食しました!

10年前のベネチア旅行の時と航空会社は異なりますが、エミレーツ航空さんの機内食はどれも美味しく、長旅での貴重な楽しみの一つでした(*^▽^*)

デザートの「バニラアイス」は、濃厚なバニラの甘さに思わず手ブレしてしまうほどでした(笑)

ドバイ国際空港→成田空港

マルコポーロ空港から数時間をフライトして、中継地の「ドバイ国際空港」に到着です!

ドバイ国際空港は往路でも利用しましたが、その際にはできなかった「ある事にリベンジ」してみました(/・ω・)/!

それは「ウマ娘の登場キャラ:ヴィブロス」に「ドバイの夜景をプレゼント」する事でした!!

というのも、今回のツアー参加が決まったと同じタイミングでウマ娘の世界を知ったのですが、アニメ3期に登場した「シュヴァルグラン」に一目惚れした繋がりで、三女のヴィブロスにも惚れ込んでしまいました……!

長女の「ヴィルシーナ」とともに、すっかり三姉妹推しおじさんの完成です(´艸`*)!!

……と、聖地巡礼ツアーにかこつけて、ARIA要素が1mmもないチャレンジをしてしまったこと、深くお詫び申し上げます……m(__)m苦笑

ウマ娘から入ったものの、競馬の世界や史実も面白くハマっています!

今後も様々な趣味を見つけることで、人生の楽しみを増やしていきたいですね(´▽`*)

往路時のドバイ国際空港での入国審査が想定以上に厳しく、装飾品の金属類はもちろん、履いてきた靴とその中もチェックされるほどでした。

復路時も同様に厳しくチェックされると思い、事前に靴を脱ぎ準備万端の状態で検査員のところに向かいましたが、緩めの審査で拍子抜けしました……(笑)

ツアー中のラストフライト、成田空港へ向かう機内では「焼きそば」をいただきました!

醤油ベースと思われる甘じょっぱい味付けのソース・大きくカットされたプリプリの海老・食べごたえ満点の中太麺に、一度付けた箸が止まりませんでした……(。-`ω-)

今回のツアーでは数度の機内食をいただきましたが、その中でもNo.1の逸品でした!

座席前方のディスプレイを用いて、色々な角度から飛行機外の様子を眺めることもできました!

高度33,000フィートから見渡す地平線と、赤く燃えるような陽光……

ベネチアと同じく、この景色も生涯の宝です(ノД`)・゜・。

東横INN:成田空港新館

マルコポーロ空港から十数時間をかけて、成田空港に無事到着しました!

日本語表記の案内板や日本語で話す人々を見かけて、生まれ育った国に戻れたことへの安堵感でいっぱいになりました……(*´▽`*)

預けていたキャリーケースを無事回収し、旅のオトモとして大活躍してくれたレンタルwifiをショップの回収BOXに返却しました。

その後、相部屋のフォロワーさんをはじめツアーで知り合えた方々にご挨拶してから「東横INN:成田空港新館」の送迎バスに乗り込みました!

「帰国後はハイテンションで気づかなかった疲労が一気に出るはず……!」と貧弱な自身の未来予想図を描いていたうえで事前予約していましたが、予想が見事に的中しました(。-`ω-)笑

成田空港からはその日のうちに帰宅できなくもない距離ですが、実際は送迎バスに乗り込むのも一苦労するほど疲れが溜まっていたので、宿泊予約しておいて良かったです!

帰国してから初の食事は、ホテル内のローソンにて「カツ丼&お漬物の日本食セット」を堪能しました!

イタリア・ベネチアのお料理はどれも素晴らしかったですが、日本のお料理もDNAにクリーンヒットして涙が出るほど美味しかったです……(´;ω;`)笑

帰国できた安堵感・宿の安心感・日本食セットの満腹感に時差ボケを加えると、人はジョイマンになれると学びました……(笑)

ツアー5日目&6日目のお話はここまでです!滞在最終日までドキドキワクワクが満載の最高のツアーでした(`・ω・´)

ツアー中の記事は以上ですが、エピローグやツアーの感想を書いた記事も近日中に公開したいと思います!そちらもご覧頂ければうれしいです!

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